
いざ入院保険に入ろうと思って、パンフレットを取り寄せたり、保険会社のホームページをのぞいてみても「よくわからない・・・」というのが、正直なところではないでしょうか?
健康保険に入るのは当たり前なことでも、入院保険は入っても入らなくても問題ないわけですから、積極的に知ろうと思わなければ、情報や知識は入ってきません。
そうなると保険外交員の方にお話を聞くという形になる場合が多いようですが、どっさり資料を広げられて「もしものときに備えて、これもつけておいたほうがいい」「安い保険なんて意味がない。掛け金の高い方が保障も厚い」などと矢継ぎ早に説明され、言われるままに「はいはい」と頷いている間に商談成立……ということにもなりかねません。
落ち着いた頃に契約書を見直してみたら、とんでもない保険料を払うことになっていたり、自分の現状~年齢や生活環境~とはあまり関係ない病気や症状に保障が厚かったり、もう少し年をとってから考えても遅くない疾病の保障がついていたりと、「こんなはずじゃなかった」という結果になっていたという話も耳にします。
そのような場合は「クーリング・オフ」を申請することが必要です。
「クーリング・オフ」というのは、消費者が特定商取引に定められる売買契約や申し込みを、一定期間内であれば無条件に契約の解除・撤回をできるという制度です。保険契約にも、例外を除き適用されます。例えば、ある大手証券会社の入院保険の場合、保険証券を受け取った日から、その日を含めて8日間がクーリング・オフの期限となります。クーリング・オフが適用されると、払い込んだ保険料は返還されます。
とはいえ、時間も手間も労力も必要となりますから、クーリング・オフはできるだけしたくないものです。
やはり入院保険に入ろうと思うのであれば、全く何も知らないというのは、個人的にはダメだと思います。専門的になる必要はありませんが、せめて入院保険の最低限の仕組みを理解しておくほうがよいといえるでしょう。