入院保険というものは、決してオールマイティなものではありません。
お金や生活に余裕があり、高額の掛け金が支払えるのであれば、その人に起こりうるほとんどの病気をフォローできるのかもしれませんが、一般的に考えれば、それは難しいことだと思います。できれば保険料を抑えて、少しでも多くの保障を得たいと考えるのが当然だといえます。そのために資料を取り寄せたり問い合わせをしたり、保険会社の人から直接お話を聞くなどして、今の自分の生活、今後予想されるトラブルに合わせ、一番最適な保険を選ぶわけですが、そこには意外な落とし穴が潜んでいる場合があるのです。

よく耳にする話は、「かかった病気に保険が適応されなかった」「契約条件を満たしていないということで、給付金は支払えない」と言われた、などです。
また、「妊娠中は加入できません」という保険がほとんどであるということも覚えておいてください。
女性の場合、妊娠・出産の可能性は高く、もともと病気ではありませんが、それに伴う合併症を起こしたり、異常分娩になってしまうことも考えられます。入院保険にさえ入っていれば、そのような病気や入院の自己負担を軽減することもできるのですが、その前に妊娠してしまうと保険にも加入できず、万が一身体に異常が発生すると、高額の医療費を払わなくてはならない状況になってしまいます。また「できちゃった婚」になる可能性もあります。
できることなら女性は、妊娠・出産の前に、というより社会に出たら早めに入院保険加入を検討しておくほうがよいと思います。
もうひとつ忘れてはならないのが、「大手保険会社」だからという理由で商品を選ばないということです。
大手の場合、テレビCMや広告などの宣伝を行っていますから、どうしても目につきやすく、商品も印象に残ります。しかし、保険会社の信用の目安になるのは知名度だけではありません。規模は小さくとも、「ソルベンシー・マージン比率(支払い余力)」の高い保険会社は信頼がおけるということです。ですから大小にかかわらず、良心的な商品を出している、「ソルベンシー・マージン比率」の高い会社を選ぶようにするとよいかと思います。
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